簿記の就職

簿記の資格を取得して、就職に役立つのか知りたい人も多いと思います。
ここは触れないわけにはいきません。
皆さんの中にも仕事に役立てようと簿記の勉強をする人が多いと思います。
では、簿記の資格を取得して就職に役立つのかと言われれば、2級以上を取れば役に立つと思います。 しかし、アピール要素になっても決め手になることは少ないと思います。
簿記の資格と言うのは、その知識を活かしてどれだけ実践できるかが重要になります。
つまり簿記の資格は経験が大切になってくるのです。
どんなに知識があってもそれを使いこなせなければ意味がありませんし、使いこなすためには経験が必要になります。
また、簿記の資格を持っていれば会社の経理で働くことになると思いますが、 経理と言うのはただ単に数字の整理だけではなく、数字を読み取る力が重要なのです。
例えば、この会社は何が良くて何が悪いのか、そして何処改善すれば良くなるのかなどは 経験を積まなければ理解できません。
これが簿記の現実でしょう!
ですが、全ての会社がそうとは言いません。
中小企業の場合だと、経験がなくても資格を持っていれば事務員として採用してくれる会社もあります。特に女性や主婦の方は有効です。
また例え就職の決め手にならなくても、キャリアアップにはなります。
独立を考えていれば簿記の知識は必要ですし、営業マンでも簿記の知識が身に付けばコスト意識が高まり、与信管理に役に立ちます。
簿記の知識は、あらゆる業種の会社に共通することですので、社会人として働く場合は
持っていて決して損はありません。
それに数字に強くなることで、年収を稼ぐと言う力も身につきます。
今世の中に年収数千万円や数億円と稼いでいる人がいますが、全ての人に共通することは
数字に強く、敏感だということです。
是非簿記はオススメしたい資格の一つです。